春分の日
明日は春分の日ですね。
春分の日とは?
昼と夜の長さが同じとよく言われますが、本当でしょうか?
ということで、国立天文台のホームページから21日の日の出時刻と日の入り時刻を調べてみました。
2006年3月21日春分の日≪名古屋≫
・日の出時刻 5:55
・日の入り時刻 18:04
上記から、太陽が上がっている時間は12時間と9分となります。
そう、実は昼と夜とは長さが違うんです。
これは日の出と日の入りの定義からおこります。
日の出は地平線から太陽が顔を出した瞬間、日の入りはすべて太陽が沈んだ瞬間をいいます。
つまり、太陽一個分長くなるわけですよね。これが太陽の中心で測れば一緒になるかもしれませんね。
もう一つ、太陽が昇る前や沈んだあともしばらくは明るいですよね。
昇る前の薄明の時間(天文薄明といいます)と沈んだ後の夕暮れの時間もそれぞれ1時間近くあります。
ということで春分の日は実は明るい時間のほうが長い!ということになりますね!
ココでチョッと疑問が・・・
『昼』の定義って何ですか???
詳しい方、教えてね(^^ゞ
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コメント
>太陽一個分長くなるわけですよね。
太陽一個分は地球の自転でいうと約2分になります、太陽は斜めに
昇って(沈んで)いくので2分よりもうちょっと時間がかかります。
それと地平線近くは地球の大気によって浮き上がって見えるので、
本当は太陽がまだ地平線の下にあるはずなのに日の出となります。
投稿: シナモン | 2006/03/21 18:49
シナモンこんにちは!
コメントお待ちしておりました!
そうですね。いろんな条件で正確には変わっていきます。
ちなみに今年の春分は、太陽黄経0度になる時間が03時26分でしたので、その時間から日の入りまでの北によった時間もいつもより長かったのでしょうね。
ところで、私の1番好きな天文現象は、「夕暮れ」なんです。日が沈んでから空の色が美しく変化していきますよね。「マジックアワー」ともいいますが。
毎日見れるので、珍しくもないですが、地球上からしか見れない現象ですし・・・
投稿: れおん | 2006/03/22 20:03