GOEMON
映画『GOEMON』の試写会に行ってきました。
今回は、東京のプレミア試写会のレッドカーペットの様子や舞台挨拶の様子が、自分たちのいる名古屋のスクリーンにも中継されていましたよ。
プレミア試写会ってこんな感じなんだ~東京っていいなぁ~な~んて思いながら見てました。
この映画のサブタイトル「天下統一」にちなんで、全国190ヶ所で同時に試写会を行い、そのうち9ヶ所で生中継を行ったということだそうです。
さて、映画ですが、GOEMONとは石川五右衛門のことですね。出てくる人たちも歴史の勉強で習った人物などおなじみの人がほとんど。
ということで“時代劇”かと思いきや、髪型は現代風。服装も一見着物風にも見えますが派手で現代風。茶々(広末涼子)は着物というよりドレス。兜も西洋風の鎧。城も要塞。
人物こそ時代人ですが、まったく異なる世界のストーリーです。
全体的には“すごい!”のひとこと。
広大、迫力、スピード。一気に2時間突っ走ります。
歴史の違和感、ストーリーの違和感なんて、まったく考える間もなくまるでスペースマウンテンのような、入口で違世界に引き込まれた後はまるでコースも見えないジェットコースターで高速で興奮しながら展開していくという感じ。
特に感じたのが随所で見られる役者の眼力。背筋が凍る眼、腹黒の目、愛おしい目、信頼の眼。カラーコンタクトを使ったり、まゆ毛に表現があったり。
ただ、戦国時代の表現にどうしても避けられないのが「血」。
刀で切られるシーンがあるたびに、左隣の若い女性は顔を手で覆っていました。
右隣りの10歳の我が娘は、わりと冷静に見ていたのが驚き…(^^ゞ
その娘の感想は「面白くて、凄くて、怖かった」だそうです。
映画の後は、刀で人を切っていた惨い時代背景、現在の戦争など、話をするいい機会になりました。
個人的に血の出る映画は好きではありませんが、とてもエネルギッシュで迫力のある良い映画だと思います。
オフィシャルHP
http://www.goemonmovie.com/index.html
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