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2025年10月16日 (木)

刈り上げとフェードカットの違い

刈り上げとフェードカットの違いをよく質問されますので主に下記のようになります。

 

フェードカット(fade cut)

• 定義:刈り上げ技術の発展形。地肌が見えるほどの短さ(0.0mm〜0.9mm)から始まる、より強いグラデーションをつけたスタイル。

• 目的:デザイン性・コントラストの強調。

• 特徴:下から上への色の変化がはっきりしている。スキンフェード(0mmスタート)など種類が多く、ファッション性が高い。主にバリカンでおこなう技術。

 

刈り上げ(かりあげ)

• 定義:襟足やもみあげから上に向かって、1mm以上から徐々に長くなるように切る技術。

• 目的:自然でなめらかな「ぼかし(グラデーション)」を作ること。

• 特徴:刈り始めは1mmからスタートし、上に向かって自然に長さをつなげる。主にハサミでおこなう。

段差やラインが見えるのは誤りで理容師国家試験では後頭部襟足に2mmのバリカンを入れてハサミで刈り上げる。側頭部は全てハサミで刈り上げる。ぼかしの技量や面に凹凸がないかが評価される。段のないあくまで『自然なつながり(ぼかし)』が基本。


筆者:元理美容専門学校主任教員

2025年10月15日 (水)

理容師国家試験実技試験

理容師になるためには国家試験を受験し合格しなければなりません。

理容師国家試験では実技試験と筆記試験があります。ここでは実技試験について記します。

実技試験は『理容師実技試験』と『衛生実技試験』の2つを同時に並行して行います。

理容師実技試験では以下の3課題を全て行います。

第1課題:カッティング(基礎刈り・仕上げ刈り)及び(セニングカット)

モデルウイッグを使用して規定の髪型である左7:3分髪ミディアムカット(後・側頭部に刈り上げのあるフォーマルヘアを完成させる)

後頭部はスソにバリカンで1cmほど2mmに刈る。その後2mmからハサミで段がないようぼかしながら刈る。側頭部は全てハサミで段のないよう刈り上げる。

第2課題:シェービング 及び顔面処置

同じモデルウイッグに生えている襟周りの産毛や顔面の髭をカミソリを使い綺麗に剃る。その後濡れタオルで拭き取り、フェイシャルマッサージをおこなう。

第3課題:整髪

同じモデルウイッグを使い、ワックスで左7:3に整髪する。ドライヤー等は使わずコームとブラシだけで仕上げる。

以上が技術実技試験の内容です。

筆者:元理美容専門学校主任教員


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